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夏の茶人の仕事 灰作り その1

灰を粗いー細かいーかなり細かいの3段階にふるった後、最低5回洗います。

洗って、細かいザルで不純物を取り除きますが、永遠に終わらない。。。。

上澄みが綺麗になって不純物がなくなれば(少々残っていてももうどこかで割り切る!)

水切り。枕カバーに入れてメッシュのゴミ箱(綺麗な)に入れて約5時間放置。

その合間に炭を洗って天日干し。炭のパチパチなる音が気持ちよさそう。

水切りした灰を広げて乾かす。

丸一日放置。次の日は雨が降ったので、室内へ。

 

2年に一度灰を作ります。こちらは2年前に作った時の記録。

https://murasakinj.exblog.jp/24703970/

灰作りは最初の生灰を洗う作業が一番大変です。これをせずに灰を作ったとは言えないくらい大変です。夏に汗を流して、汚れた灰の上澄みが透き通るのを見て、乾燥、色付けなどなど何日もかけて苦労をして初めて灰に愛着がわいてきます。 灰は何年も手をかけて作って育てる物だと言われています。時代のついた灰は美しい黄金色をしています。

習った事がないので、本やネットの情報で自分流に。

いつか日本の灰作り教室に参加してみたいです。

準備

身支度 長いビニール手袋 (使い捨てのは短いので水が入ってきます) タオル(汗拭き用とほっかむり用) マスク アイプロテクションのメガネ(必要なら) 屋外での作業の為UV対策。 しゃがみやすい、濡れても汚れても良い服装。 生灰(私の場合はこちらで友人宅の暖炉から頂いた生灰) バケツ 灰と水が十分に入る深めのプラスチックコンンテナー 茣蓙もしくは水を吸い込む丈夫な紙(私が使っているのは、ホームデポ等で売っているフロアプロテクションの紙) 古い枕カバー おたま ふるい (荒いーかなり細かい)の4種くらい 灰作り 覚書  炉の灰は炉の季節が終わると尉や炭の燃えかすをふるって除き、バケツに移し、 ぬるま湯を加えてよく混ぜ、上に浮いてきたゴミやアクを取り除き、(これを何度か繰り返す)キレイになった上澄みを捨てて沈殿した灰をとり、茶汁で染めて保管する。 炉開きの季節になったらこの保管していた灰の塊をふるいにかけて炉用の濡れ灰をつくる。 炉用の濡れ灰の一部をとり、乳鉢ですり、細かくしたものが風炉用の灰。

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